六十干支「乙酉」(きのととり)
昨日の「甲」も、今日の「乙」も五行は「木」。
甲を空へ伸びゆく大樹、とするのに対して、
乙は根を張り、
大地に広がってゆく草花とします。
五行(木・火・土・金・水)の中で
生命があるものは木だけなので、
木には生命・人間という意味もあり、
甲は自分自身、
乙は仲間や人間関係、
と解されることもあります。
酉は
宝石をはじめとする豊かさを象徴する十二支ですので、
「乙酉」は、美しく切り揃えられた草花、
つまり生け花を連想させてくれます。
あるいは、
酉は秋の盛りと解して、
実りを迎えて金色に輝く田畑の情景、
とすることもできます。
命式を調べるには万年暦が便利です。
基礎講座で使用している万年暦はこちらです。
節入日が色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。