「乙未」(きのとひつじ)
「乙」の五行は木、草花のエネルギー。
未の五行は土、
夏と秋の間を表す十二支ですので、
「乙未」は、青々と茂る芝生、
とすることができます。
木は土に根を張るので「土を剋す」存在。
この関係を「相剋」(そうこく)と呼び、
土の側から見ると「木に剋される」ことになります。
「乙未」は、
一面に広がった草花が深く広く大地に根を張る情景、つ
まり「木剋土」。
一般的に「相剋」は良くないものとされていますが、
実はそうとも限りません。
草花はやがて実り、枯れ、
時間をかけて土を肥やしてゆくのです。
剋される側にやがて豊かさがもたらされるとしたら、
剋す側はどうでしょう。
根を張り育つためには大変なパワーが必要ですから、
剋すのも決して楽ではないでしょう。
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