「癸巳」(みずのとみ)
「癸」は恵みの雨、
巳は夏の始まりを表しますので
「癸巳」は初夏のやさしい雨と解釈ができます。
六十干支もちょうど半分、癸巳は30番目の干支です。
六十干支を使って、
60年周期、30年周期で
世の中の流れを占うことができます。
この場合、
節目となるのは1番目や30番目の干支ではなく、
5番目と35番目の干支。
例えば、5番目の干支「戊辰」は戊辰戦争、
つまり明治維新の年、
35番目の干支「戊辰」は
天皇陛下と美智子様がご婚約された年、
そして東京タワーが完成した年。
時代や常識の大きな変化となる「芽」が出た年です。
なぜキリのいい1番目や30番目ではないのか?というと、
種まきから芽吹くまでは、
時間が必要だからなのでしょう。
四柱推命を学ぶには万年暦が便利。
基礎講座で使用しているのはこちらです。
暦のズレが色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。