「丁未」(ひのとひつじ)
「丁」の五行は火、灯火や月明かりを表し、
「未」の五行は土、夏と秋の間を表す十二支。
陰陽はどちらも陰です。
虫の声が聞こえ始める頃、
風にどこか冷たさが感じられる頃、
朝晩の気温差が明確になってくる頃、
の月夜の風景。
あるいは、晩夏のキャンプファイアでしょうか。
内に秘めていた情熱や、
秘密を打ち明け合うような濃い時間、
深まる大切な人たちとの絆、
などをイメージすることができます。
陽の火が太陽を表し、全てに等しく降り注ぎ、
明るみにするのに対して、
陰の火は内なる炎。隠れた炎。
他には、情熱、感受性、芸術性、神経質さ、
とすることもできます。
また、霊感を表すこともあります。
「丁未」は「火生土」という「相生」の組み合わせ。
炎から灰(土)が生まれる様子です。
灯火は不安定さの象徴でもありますが、
灰ができるということは燃焼し続けているということ。
つまり、他の灯火よりも安定していると言えるでしょう。
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四柱推命を学ぶには万年暦が便利。
基礎講座で使用しているのはこちらです。
暦のズレが色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。