甲戌(きのえいぬ)
十二支の11番目「戌」は、
秋と冬の境目をあらわす十二支です。
土の十二支は、
冬と春の境目をあらわす「丑」
春と夏の境目をあらわす「辰」
夏と秋の境目をあらわす「未」
そして、
秋と冬の境目をあらわす「戌」
の4つ。
五行は4つとも「土」となります。
土の五行にもいろいろな意味がありますが、
その一つが、
命あるものが土に還り、土から再生すること。
つまり「死と再生」です。
ひとつの季節が死んで、
ひとつの季節が生まれる、
「土という季節」
がある訳です。
この季節と季節の変わり目、境目のことを
「土用」とも呼びます。
土用の丑の日にはうなぎ
という慣習が残っていますが、
この「土用」と同じです。
四柱推命を学ぶには万年暦が便利。
基礎講座で使用しているのはこちらです。
暦のズレが色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。