「癸未」(みずのとひつじ)
昨日の「壬」も、今日の「癸」も五行は「水」。
水には母性という意味があり、
壬は生みの母、
癸は育ての母となります。
癸の表す母性とは、
優しくて何でも許してくれる寛容さではありません。
生きていくために必要な掟を子供に躾けることであったり、
やるべきことはやりなさい、
という厳しさであったり。
非常に現実的な母の姿です。
壬は海、癸は雨、と表現する場合もあります。
「未」は、
夏と秋の間を表す十二支。
ですから「癸未」は、秋雨の情景。
一雨ごとに風が冷たさを増し、
空が高くなってゆく季節です。
命式を調べるには万年暦が便利です。
基礎講座で使用している万年暦はこちらです。
節入日が色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。