「丁酉」(ひのととり)
「丁」の五行は火で灯火や月を表し、
酉は秋の盛りを表す十二支ですので
「丁酉」は「中秋の名月」の情景
とすることができます。
陰陽五行の世界では太陽太陰暦(旧暦)を使いますので、
毎月5日前後に月の干支が変わります。
そしてこの月が変わる日を
「節入り日」
と呼びます。
11月の説入り日は立冬。
「立」とは「生まれる日」を表す言葉なので
立冬とは「冬が生まれる日」です。
陰陽五行説では、
一つのものが極まったときに次の種が生まれると考えるので、
冬が生まれる日は、
つまり、
秋が最も極まった日ということになります。
立春は2月で冬が最も極まった日、
立夏は5月で春が最も極まった日、
立秋は8月で最も夏が極まった日です。
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四柱推命を学ぶには万年暦が便利。
基礎講座で使用しているのはこちらです。
暦のズレが色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。