「戊寅」(つちのえとら)
「戊」とは山のエネルギー。五行は土です。
山は、様々な動植物の生きる場となり、
糧となる実りを授けます。
冬から春へ、夏、秋、そしてまた冬へ。移りゆく様子は、
生命の循環の象徴でもあります。
土とは不動の存在であり、
中心であり、
地球そのものであり、
奉仕の心や蓄積の力、
生と死の循環、
自然の摂理そのものを表す大きな力です。
「寅」は、春の始まりを表す十二支ですから、
「戊寅」は、雪解けを迎えた山、
と解釈できます。
日に日に土が緩み、新緑が目覚めてゆく、
山の情景です。
命式を調べるには万年暦が便利です。
基礎講座で使用している万年暦はこちらです。
節入日が色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。