己亥」(つちのとい)
「己」の五行は土、大地を表し、
「亥」は冬の始まりを表す十二支で五行は水です。
どちらも陰陽は陰。
「見渡すかぎりの雪原」とすることができます。
昨日の「戊戌」も
今日の「己亥」も
「異常干支」のひとつ。
この「異常」という言葉遣いも独特で、
実際は「才能」とか
「際立った特性」とするほうがしっくりきます。
私たちは自分にも他人にも
「何でも上手くできること」
を求めていたり、
憧れていたりしますが、
「才能」とは大抵の場合、
特性や性質がとても偏った状態のこと。
偏っているとはつまり
「それ以外はできない」
ということでもあるので、
環境と合わない場合、
どんなに素晴らしい才能も輝くことはできないし、
むしろその才能があるゆえの生きにくさがあったりします。
「異常干支」の特性は様々で、
中には「親が過保護だと異常性が出る」とか
「高学歴だと異常性が出る」とか、
かなりの偏りぶりのものもあります。
六十干支のうち、異常干支は全部で11です。
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四柱推命を学ぶには万年暦が便利。
基礎講座で使用しているのはこちらです。
暦のズレが色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。