「乙丑」(きのとうし)
十二支の二番目「丑」は土のエネルギー。
一面の白く冷たい世界から、
雪と氷が溶け、
土が見えはじめるまで。
春の芽吹きを抱え、
守りながら、
じっと「時」を待っています。
明日はいよいよ芽吹きのときです。
土のエネルギーは「墓」(ぼ)とも呼ばれ
「土に還る」という言葉の通り、
死と再生を表しています。
丑は冬と春の境目。
冬が死を迎え春が再生するタイミングです。
十二支には様々な解釈があり、
丑は秋のエネルギーが完全に死んで土に還るタイミング、
という考え方もあります。
この解釈の場合、
秋が生まれるのは「巳」のとき、
秋が極まるのは「酉」のときとなります。
巳と酉と丑のような組み合わせは「三合」と言って、
良い組み合わせとされています。
四柱推命を学ぶには万年暦が便利。
基礎講座で使用しているのはこちらです。
暦のズレが色分けされているので、初心者でも分かりやすいと思います。